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12月 28

鳥獣保護活動報告 2008 まとめ

2008年の保護鳥獣は鳥類34種(99件)、哺乳類2種(7件)でした。

搬入後の転帰は、鳥類では死亡61%、放鳥18%、飼養継続(ボランティア、もしくは搬入者による一時的なものも含む)21%、哺乳類では死亡43%、放獣43%、飼養継続14%でした。

巣立ち後何らかのトラブルにあった小鳥の雛が持ち込まれています。
病院に搬入される雛の多くが、巣立ちの失敗や、ネコに捕まったり、原因不明で怪我をしたりしたものです。

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左) メジロ巣立ち雛:ネコが連れてきました。残念ながら翌日に死亡しました。
右) スズメ巣立ち雛:ベランダに迷い込み、様子を見るも親が現れる気配がなく、保護。元気に育ち、無事放鳥しました。

一方、成長した鳥だと建造物や電線、車との衝突によると思われる外傷を負い搬入される例が目立ちました。

中には、キジの親が草刈機に巻き込まれ怪我を負う例もありました。