発情過多による生殖器疾患がオス、メスかかわらず多く見られます。
発情を抑えるには不妊、去勢をするのが確実な方法ですが、飼い鳥の多くは小型のため手術は難しく、お勧めできるものではありません。
不妊、去勢を簡単にする事ができない以上、発情をなるべくさせないような生活環境を作ることで予防していくしかありません。
【予防方法】
カゴの中の環境
スズ、鏡、おもちゃなどは発情を促すのではずします。
エサ
カロリーが高いと発情しやすい傾向があります。
日照時間
日照時間は発情と密接に関係しています。
野生の状態で、鳥の発情、産卵期がいつごろか思い浮かべればよくわかるかと思いますが、鳥は日が長くなってきて春になると発情し始めます。
つまり明るい時間が長いことは鳥にとって発情シーズンであると錯覚させてしまうことになるのです。
自分の飼っている鳥が起きている時間が何時間くらいか考えてみてください。
夜更かしをさせていはしませんか?
人間の生活に合わせてしまうと一年中夜遅くまで明るい電灯のもとにいるケースが多くなります。暗くしていても人間の話し声や物音などがしていれば同じです。
例えば朝7時に起きて夜10時に寝る生活であれば15時間起きていることになります。
これではいくらそのほかの環境を改善しても発情がとまらなくなってしまいます。
理想は8時間以内です。最低でも12時間以上は昼の時間を作らないようにしましょう。