手乗り鳥は、犬猫と同じように人間にとてもよくなつき、コンパニオンアニマルとして家族の一員になります 。
昔から愛されてきたセキセイインコやブンチョウなどは、すぐに大人になってしまうので、挿し餌の雛から育てて手乗りにします。
一方、オウムなど大型の鳥では、子供の期間が長く、一人餌に切り替わる頃からでも良くなれます。
ペットショップなどで購入した鳥はなるべく早くに健康診断に受診するようにしましょう。
健康診断の際は、当院では糞便検査を行いますので、必ず糞便(なるべく新鮮なもの)を乾燥しないようにラップにくるむなどしてご持参ください。
餌は、鳥の種類、育雛期、繁殖期等の年令、季節によっても変わりますので、それぞれの鳥に合った餌を用意するようにして下さい。
育雛の時期、食欲不振、下痢、嘔吐、削痩、膨らんで寝ている等のトラブルで来院される方が多く、病鳥の検便やそのう液検査をすると、真菌(カビの仲間)が検出される割合は8~9割にも達します。