2005年以前の鳥獣保護活動症例です
オオワシ
1999年12月に当病院に訪れた、国内最大の猛禽類です。翼を広げると2m。
渡りの途中に千葉に迷い込んだらしいとの事です。
力尽きて、うずくまっている所を千葉市在住の方に拾われました。
千葉県に飛来したのは、実に16年ぶりになるそうです。
大きな嘴で餌を丸呑みし、餌が足りないと人に突っかかってきます。
食欲も十分あり、検査の結果どこにも異常が見られなかった為、本来の生息地である北海道に搬送しました。
オオワシの爪
ウミスズメ
2000年に保護。
絶滅危惧種ⅠA類に指定されている鳥です。
富里のお店の駐車場にいたそうです。
太東岬の近くの海岸で放鳥。
オオコノハズク
2002年衰弱していたところを発見され連れてこられました。
食欲と元気も回復し、充分飛べるようになりましたので放鳥しました。
ゴイサギ
若鳥と成鳥です。大人になると模様が全く違います。
ミゾゴイ
衰弱していましたが、しばらく入院して栄養状態が
よくなったため放鳥しました。
ハヤブサ
翼を痛めて飛べなくなったところを保護され連れてこられました。
ボランティアの元でリハビリした結果、飛べるようになり、放鳥することが出来たそうです。
コゲラ
頭の赤い部分がポイント。
放鳥できました。
キジバト
産まれてから2,3日というようなヒナが持ち込まれてきました。
立派な成鳥になりました。
ドバト
トリモチに掛かってしまったドバトです。
トリモチ除去するのはとても手間が掛かります。
アカエリヒレアシシギ
シギ、チドリ類もよく来院しますが、維持が難しい鳥です。
カモメ
油汚染のカモメです。
姉ヶ崎の近くで発見されました。左の写真の少し黒くなっている所が油。
水鳥は少しでも羽に油が付くと、浮力が落ち水に沈んでしまいます。
アブラコウモリ
ネコがくわえて持ってきたとの事で来院。
翼にネコの歯であけられた穴があいていました。
しばらくの間入院し、穴もふさがったので、放獣することができました。
イノシシ
東金で保護されました。
なぜ街中に猪の子供がいたのかは不明です。