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1月 06

鳥獣保護活動まとめ2017

2017年の保護鳥獣は鳥類31種(106件)、哺乳類2種(5件)でした。

搬入後の転帰は、鳥類では死亡58%、放鳥32%、発見者やボランティアの方による一時的飼育が10%でした。

哺乳類では死亡40%、放鳥40%、発見者やボランティアの方による一時的飼育が20%でした。

例年通り、鳥類では街中でよく見かけるスズメが今年も多く保護されました。

それに対し、ツバメは例年に比べ少ないように感じました。

毎年、病院の外に巣を作りに来るツバメも2017年は来ることがなく、一部報道されている「ツバメの減少」をうかがわせる結果となりました。

 

他には、今年は当院では初めてサンコウチョウが保護されました。

某スタッフ(私)は初めて間近で拝見しましたが、ひげのようなもの持った容姿が印象的だと思いました。

 

また例年通り、春から夏にかけての鳥のヒナの巣立ちの失敗や善意の誘拐が多く見受けられました。

善意の誘拐というのは、巣立ちの時期で上手に飛べない鳥を間違って保護してしまうことです。巣立ちの時期は上手に飛べないことが多いので、ヒナを見つけた時は、保護する前にまず怪我をしているのか確認をするのが大切です。怪我をしていない場合はそっともといたところへ戻してあげるのがよいでしょう。

 

保護された動物すべてを野生に帰すのは実際には難しいですが、1羽・1頭でも多くの動物を野生に帰せるようにこれからも救護にあたっていきたいと思います。